コラムColumn

「ZXY(ジザイ)Monthly」と一般的なサービスオフィス・レンタルオフィス、その違いを徹底比較

2020年01月07日(火曜日)

1.色々あるオフィスの種類、まずは、それらの“言葉”の整理から

働き方改革が進められていく中で、世の中的にも、“多様で柔軟な働き方”へのニーズが高まってきているように思います。これは、大企業だけでなく、中小企業やスタートアップ企業にとっても同じこと。そういった時流の中で、会社が保有あるいは賃貸するオフィス以外のワークプレイスが、近年、いよいよ注目を集めるようになってきました。

そして、現在、レンタルオフィスやコワーキングスペース、サービスオフィスなど、様々な種類のオフィスサービスが横文字で語られていますが、正直、いまひとつ違いが分からない…。そんな方のために、まずは、それらのサービス内容について、丁寧に説明していきます。その上で、ザイマックスが提供する「ZXY Monthly(ジザイ マンスリー)」が、それらのオフィスサービスと一体何が違うのか、ということについて、じっくりとお届けしていきたいと思います。

1-1.レンタルオフィスとは

今では、すっかり耳に馴染みのある「レンタルオフィス」というサービス。それもそのはず、その歴史は意外に古く、レンタルオフィス事業が産声を上げたのは、1970年代末にまで遡ります。

賃貸借契約を結んだ上で、オフィス家具・什器も自らでイチから用意し、敷金や礼金、仲介手数料、保証金の支払いなども求められる通常の賃貸オフィス。オフィス開設までに大きな初期費用と労力がかかるオフィス賃貸と、会社(事業者)側のニーズのギャップを埋めるかたちで誕生したのが、このレンタルオフィスというビジネス形態でした。

このレンタルオフィス事業は、日本でも80年代の頭にはスタートしていたようで、外資系企業の参入もあって、徐々に一般的になっていきました。

さて、そんな「レンタルオフィス」を一言で説明すると、以下のようなサービスであると言えそうです(明確な定義はなく、当コラムでの便宜的なまとめです)。

■「レンタルオフィス」とは…、
業務に必要な執務空間、オフィス什器・設備が備わったオフィスを、比較的小さな個室単位でレンタルすることができる貸事務所のこと。


つまり、通常の賃貸オフィスよりも低いイニシャルコストで借りることができる、個室付きのオフィス。それが、レンタルオフィスのコンセプトです。

1-2.サービスオフィスとは

レンタルオフィスに似たものとして、「サービスオフィス」があります。サービスオフィスの定義にも定まったものはなく、広義で捉えると、

■「サービスオフィス」とは(広義)…、
ある特定のサービスを提供するオフィスシステムのこと。


という風に理解されています。つまり、サービスオフィスとは、広義では、「シェアオフィス」や「バーチャルオフィス」「コワーキングスペース」などを内包する大きな概念と考えて良さそうですが、一般的には、狭義でイメージされることが多いようです。

■「サービスオフィス」とは(狭義)…、
レンタルオフィスとほぼ同義。ただし、一般的には、レンタルオフィスよりも高級感を想起させるものとされ、その差別化の根拠として充実のサービス内容(高付加価値型のビジネスモデル)を強調しているケースが多い。


実際に、サービスオフィスとして展開されている拠点では、執務に必要な備品(プリンター、スキャナー、コピー機など)から、貸し会議室、常駐スタッフによる人的サポート(郵便物取扱いや電話対応・秘書サービスなど)、ビジネスラウンジなどの共用施設、インターネット回線まで、様々に手厚い付帯サービスを受けられる体制が整えられています。

加えて、都心の一等地というロケーションに立地するサービスオフィスも少なくなく、信頼感のあるハイグレードビルに入居できるというのも、大きなメリットです。

1-3.シェアオフィスとは

シェアオフィスでは、レンタルオフィスやサービスオフィスとは違い、基本的には専有スペース(個室・半個室・ブース席)は用意されておらず、フリーアドレス形式の席を利用することになります(シェアオフィスの中には、個別のブース席などを用意しているところもあるので、例外もあります)。

■「シェアオフィス」とは…、
基本的に専有スペースはなく、フリーアドレス形式のオープンスペースを複数事業者でシェアしていくオフィスサービスのこと。


仕切りのないワークスペースを複数の会社でシェアしていくことになるので、セキュリティに問題がある上、電話や会議の際には他の場所に移動しなければならない、などの不便さがあります。

ただし、個別スペースの造作が不要な分、レンタルオフィスやサービスオフィスよりも利用料が安価である場合が多く、在宅環境で仕事ができないテレワーカーやフリーランスの方などに親和性が高いサービスと言えそうです。

1-4.コワーキングスペースとは

シェアオフィスとよく似たワークプレイスサービスに、「コワーキングスペース(Coworking Space)」があります。「コワーキング(Coworking)」とは、「ともに(Co)」と「働く(Working)」を掛け合わせた言葉で、複数の事業者がひとつの場所を共有しながら独立した仕事を行なうこと、つまり、「共働ワークスタイル」を意味します。

要するに、シェアオフィスとの違いは、「共働」にあるということ。仕事場を共有するだけのシェアオフィスと違い、コワーキングスペースでは、同じ場所を利用するもの同士でコミュニケーションを取り合って、ビジネス的な交流やコラボレーションを図り、コミュニティを形成していこう、というのが大きなコンセプトになっています。

■「コワーキングスペース」とは…、
コラボレーションやコミュニティの形成を目的に、ひとつのオープンスペースを複数事業者で共有していくオフィスサービスのこと。


交流会や勉強会などのイベントも開催されることがあり、その中での交流や意見交換から、新たなビジネスが生まれるケースも決して少なくはないようです。今まで、日本では、コワーキングスペースは個人で利用される傾向にありましたが、近年ではコワーキングスペースの先進国・アメリカのノウハウが流入するようになってきており、その影響から、今後、新規事業開発の目的で社内起業(社内ベンチャー)を推奨する大企業を含めた法人の利用も増えていくだろうと言われています。

このように、コワーキングスペースは、あくまでもコミュニケーションやコラボレーションを目的とするワークプライスのため、静かな環境で集中して作業したいという人には不向きかもしれません。

1-5.バーチャルオフィスとは

「バーチャルオフィス」は、その名の通り、“仮想のオフィス”のことです。登記先住所やHP・名刺などに記載する住所、電話番号が必要な方のためのサービスで、実際の執務スペースは存在しません。

■「バーチャルオフィス」とは…、
実際に作業する場所は不要なものの、他の企業や行政等に開示するために、仕事の拠点となる場所の住所や電話番号などの付与を受けたい場合に利用する、“仮想の事務所”サービスのこと。


前述通り、法人登記や会社の信用力・ブランド力向上のために利用されるケースが大半で、東京(新宿、渋谷等)や大阪など、都心の一等地に集中しているケースが多いです。

※とはいえ、同じ住所に数多くの法人の住所が登録されることにもなるので、信用力・ブランド力向上の効果のほどは限定的であるというのが実際のところでもあります。

実際のワークプレイスがない分、なかには月額数千円程度の格安の価格帯から借りられるバーチャルオフィスもあり、数あるオフィスサービスの中では最も安く利用することが可能です。

1-6.インキュベーションオフィスとは

英語で「卵を孵化させる」「孵化器」を意味する「インキュベーション (Incubation)」。その名を冠するこのオフィスのサービスは、字義のごとく、以下のような内容になります。

■「インキュベーションオフィス」とは…、
卵を孵化させるように、起業や創業を目指して活動する入居者を支援するための施設、オフィスサービスのこと。


「コワーキングスペース」と似たニュアンスも受けるかもしれませんが、違いは、より明確に、入居者の起業・創業にコミットしているという点です。地方自治体や公的機関、大学をはじめ、ベンチャーキャピタルなどが運営しているものもあり、各種支援やインキュベーションマネージャーによるコンサルティングなどのバックアップを受けることができます。支援の一環として安価な家賃で入居できる場合も多く、そのため、入居者には、あらかじめビジネスプランの提出を求めるなど、一定の審査が課せられることもあります。入居のハードルは高いですが、本気で起業・創業を目指す方には適したサービスであると言えるでしょう。類似サービスに「コーポラティブオフィス」があります。

1-7.サテライトオフィスとは

地球の周りを巡る「衛星(サテライト)」のように、企業や団体の本拠(本社など)から少し離れた場所に設置されたオフィスのことを「サテライトオフィス」といい、まとめると次のように説明されます。

■「サテライトオフィス」とは…、
社員の移動時間・通勤時間の削減等を主な目的に、遠隔勤務を可能とした通信設備を整えたオフィスで、企業や団体の本拠の周りに衛星(サテライト)のように設置されたもの。


※地方や郊外に立地する企業・学校などの団体が、都心に設置した小規模オフィスのことも「サテライトオフィス」と呼称する場合があります。

出退勤の負担を軽減するとともに、営業がタッチダウン的に使うこともできるサテライトオフィスの存在は、社員の働き方の改善にも繋がるため、離職率の低下や採用率の上昇を目的に、サテライトオフィスの設置(既存の支店や営業所を利用して、一部をサテライトオフィス化するなど)を検討する企業も増えてきているようです。

また、都心に本社がある企業で、地方にサテライトオフィスを設置するというケースも見られます。これは、「働き方の多様化」や「地方創生」といった文脈によるものと思われます。例えば、自然豊かな地方にサテライトオフィスを設けることで、都会ではなく田舎で暮らしたいという人のニーズを満たすことができますし、その結果、その土地の就労人口や関係人口が増えることで、地方の活性化にも繋がります。さらに、地方に拠点を分散させることで、会社の「BCP(Business Continuity Plan=事業継続計画)」対策の強化にもなるでしょう。

2.「ZXY Monthly」とサービスオフィス・レンタルオフィスの違い

※ここで言う「レンタルオフィス」「サービスオフィス」は、狭義のニュアンスで使っています。

これまで、レンタルオフィスやサービスオフィスなど、様々な種類のオフィスサービスについて整理してきましたが、ここからは、いよいよ、弊社の「ZXY Monthly(旧XYMAXプロジェクトオフィス)」と、「サービスオフィス」や「レンタルオフィス」の比較を行なっていきたいと思います。

■「ZXY Monthly(ジザイ マンスリー)」とは…、
最短1ヶ月の短期契約が可能な企業専用のサテライトオフィス。オフィス什器・内装も整備済みで、Wi-Fi利用も可能なので、「来週から利用したい」という急ぎのニーズにも柔軟に対応することができます。設備やセキュリティ環境が必要十分に整ったビジネス空間を、自社専用オフィスとしてリーズナブルな価格帯で利用することができる、“ありそうでなかった、新しいサテライトオフィス”です。定められた期間、プロジェクト単位で集中ワークするのにも最適です。


さて、そんな「ZXY Monthly」と「サービスオフィス」「レンタルオフィス」を比較してみましょう。

【共通点】

・基本的に各執務スペースは壁やパーテーションで隔てられた個室なので、セキュリティが担保されている。
・業務開始にあたって、造作の必要がない(オフィス家具・什器・設備が最初から揃っている)。


【「ZXY Monthly」の特長と、レンタルオフィス等との相違点】

法人によるプロジェクトオフィスに最適

許認可が必要な業種(税理士等の士業など)で開業もできる「サービスオフィス」「レンタルオフィス」は、スタートアップ事業者や個人事業主向けで、海外企業の日本進出拠点などにも使われるケースが多いようです。

その一方、リーズナブルな月額定額制の「ZXY Monthly」の強みは、最短1ヶ月、それ以降は1営業日ごとに利用できるため、法人が抱える突発的・期間限定的なオフィスニーズにフットワーク軽く応えることができる、という点です。会社で急遽プロジェクトオフィスが欲しいといった場合や、採用時期だけ防音対策済みの面接会場を用意したい、移転前の数ヶ月だけ利用できる移転準備室をレンタルしたいといった場合などに特に重宝します。

POINT
▶スタートアップ、開業により適するのは、「レンタルオフィス」「サービスオフィス」
▶法人の突発的なオフィスニーズへの対応力なら、「ZXY Monthly」


必要十分なサービスで、リーズナブルな価格設定


高級感を打ち出す「サービスオフィス」などでは特に、電話取次やコンシェルジュ、受付サービスなどの付帯サービスが多く、それらのオプションを積んでいくと、利用料が多額に上るケースも決して珍しいことではありません。また、その付帯サービスが自らのビジネスに本当に必要なものなのか。慎重に吟味しないと、不必要にコストをかけ続けることになります。

他方、「ZXY Monthly」では、多種多様な付帯サービスの整備やラグジュアリーな演出へのコストは極力排除され、シンプルかつ必要十分なハード・仕組み設計がなされています。そのため、オプションを含めリーズナブルな料金設定が実現されています。

POINT
▶コストをかけられ、多くの付帯サービスを利用したいなら、「レンタルオフィス」「サービスオフィス」
▶必要十分に整った設備の中、リーズナブルにプロジェクトオフィスを利用したいなら、「ZXY Monthly」


コラボレーションよりも、コンセントレーション


レンタルオフィス、特にサービスオフィスでは、他企業・他業種とのコラボレーションや交流を促す、メンバーシップやコミュニティについてのサービスが用意されているケースがあります。ある程度、費用をかける体力があり、また、自身のビジネスが、他の業種や事業者とのコラボレーション・交流によって進展する種類のものであるのならば、コワーキング(共働)を促すサービスオフィスを活用するのも良さそうです。ただし、かけたコストの回収(費用対効果の測定)には、シビアな目を向けておく必要はあるでしょう。

一方、「ZXY Monthly」は、「納期が定まったプロジェクトを、チームで推進していくための集中できる環境がほしい」、といったニーズを満たすことに特化。コラボレーションや交流ではなく、“集中のデザイン”に力が傾けられています。

POINT
▶コラボレーションやコミュニケーションから、自身のビジネスの可能性を見出したいなら、「レンタルオフィス」「サービスオフィス」
▶法人、チームとして完遂したいプロジェクトを集中して進めたいなら、「ZXY Monthly」



以上、他のオフィスサービスとの比較を通して「ZXY Monthly」のサービス内容の特長を眺めてみました。それぞれに一長一短がありますので、自社・ご自身のサービスとの相性をよくよく見定めた上で、サービスを選ばれることをおすすめします。

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